投稿: 2017年5月2日
編集済み: 2023年9月1日

高性能カメラワーク: カメラで見るウルトラファインバブル

NTAで使用される光学構成

ナノ粒子追跡分析(NTA)は、ブラウン運動の速度と粒子サイズを関連付ける、液体中の気泡または粒子を視覚化して分析する方法です。405nm、488nm、532nm、635nm で動作するレーザービームは、サンプル空間内のプリズムで縁取られたのガラス面を通過します。このレーザービームの経路にある浮遊粒子は、光を散乱させ視覚化されやすくなります。毎秒30フレームで動作するCMOSカメラは、約100ミクロンメートルx80ミクロンメートルx10ミクロンメートルの視野内でブラウン運動化にある粒子の動きを撮影します。

NanoSight NTA ソフトウェアは各粒子をフレームごとに分析し、平均移動距離がソフトウェアによって計算されます。ウルトラファインバブルの気泡サイズや個数濃度を測定できる装置です。

動画内のウルトラファインバブル水はGaLFで作成し、IDEC研究所のNanoSightで気泡サイズと気泡濃度を測定しました。