投稿: 2019年5月31日
編集済み: 2023年8月7日

酷暑の中、ウルトラファインバブルは生産者の強い味方

花育ち試験を判断しているカーネーション生産者

私たちacnitiは、2017年から切り花の品質を高めるために実際に農家とコミュニケーションをとりながら活動してきました。
最初の年には切り花の生産者と協力して機械を設置し、その性能と効果を調査しました。そしてすぐに、機械の性能が良く効果もあるとわかりました。
残念なことに、私たちは機械を使用した場合と使用しなかった場合の比較を十分にできませんでした。なぜなら、協力してくださった農家の方が、機械の本格的な設置をすぐに決められたからです!
2018年には愛知でさらに多くの生産者がUFB水中ミキサーと酸素濃縮機を使用しはじめました。
acnitiの機械は低コストですが切り花の成長にはいい効果を多くもたらすというメリットがあります。だから多くの生産者に選ばれています。

試験のスタットを話し合い中の日本の生産者

機械のテストは愛知のカーネーション生産者のもとで行われました。愛知は全国3位の生産量を誇る生産地です。
(通常、最初の芽生えは10月から11月の間におこります。)
しかし愛知は7月から9月の平均気温が33℃ととても暑く、湿度も80%を超えます。つまりビニールハウスの中は作物と生産者の両方にとって不快な環境になります。

酸素濃縮機を使うことによって92%の純度の酸素を1分間に6L生み出し、その結果水中の溶存酸素濃度(DO)は4ppmから30ppmになります。
生産者は30トンタンクを使います。このタンクには、酸素ナノバブル水に注入しDOを30ppm以上に上げるは4時間かかります。
ナノバブルの平均的な大きさは110nmと植物の細胞よりも小さくなっています。そのため細胞はナノバブルをより簡単に吸収できます。

ナノバブルス試験のため新しい苗の植え付け
ナノバブルスで育ったカーネーションです。

このテストの結果は、切り花の品質、ボリューム、本数、成長のスピード全てにおいて予想よりも素晴らしいものでした。
さらに肥料を普段の65%しか使わなくてよくなった、芽生えの時期がはやくなったという生産者の声も聞くことができました!!

また、この機械を導入して以降、植物がしおれる、枯れるという問題も完全になくなりました。つまり全ての結果はとてもポジティブなものでした。
そして今、acnitiの機械はカーネーションだけでなくガーベラやトルコキキョウのビニールハウスにも導入されています。

タンクの中に設置されたACNITIの水中ユニット
タンクの中に設置されたACNITIの水中ユニット
試験で利用されたセット、水中ユイットと酸素コンセントレイターです。
試験で利用されたセット、水中ユイットと酸素コンセントレイターです。

ナノバブルには連作が行われた土地の土と作物を著しく改善するという効果があります。連作が行われた土地は、フザリウム病にかかりやすい傾向にありますが、ナノバブルが注入された水を使うことによってその可能性はほぼなくなります。
acnitiは現在このテストをバラ、菊、ブバルディアのビニールハウスでも行っていますが、結果はいいものになるでしょう。さらにこの機械は切り花だけでなくトマトやピーマン、レタス、きゅうりにも効果があります。

acnitiの機械は、よりいい収穫結果においてその価値を証明しました。

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